悩まず意思決定をするための6つのポイント
重要な意思決定をするとき、ほとんどの人が悩みます。ただ、悩むことで意思決定の質を上げているわけではなさそうです。
もっと感情的に、悩みたいから悩む、いつも悩んでいるから悩む、に近い状況のように思われてなりません。
意思決定できない悩みとは?
- これでいいのかどうかがわからないので悩む
- これを決めると反対されそうで悩む
- あとで後悔するかも知れないと悩む
- 決めても自分はやりきれないのではないかと悩む
- 決めても、挫折するのではないかと悩む
- 自分がやらなくてもいいのではないかと悩む
- 今決めなくてもいいのではないかと悩む
- 誰かが背中を押してくれるまで悩む
悩む意味、価値とは?
こうなってくると、もう悩みたいから悩む、悩んでいる自分を人に見せたいから悩む、とでも言うしかなさそうです。
検討を深めるならともかく、ただ悩むことにはあまり意味も価値もないと思います。身も蓋もない言い方ではありますが「どう言われようと悩む」ということかもしれません。
悩むのをやめるポイントを考えてみました。
悩まないための6つのポイント
- 直感的によいと思ったら決断する。迷うなら2人に相談する
- 普段から情報感度を上げ、情報収集をし、人には聞きまくる。本も読みまくる
- 選択肢があるかどうか一歩下がって考えてから決める
- 後で何とかできそうなら、すぐ決めて実行する
- 最悪何が起きるか考えて、死にそうにないなら決断する
- ともかく急ぐ。一分一秒を争う
1.直感的によいと思ったら決断する。
普段から情報感度を上げていれば、直感的によいと思うものは正しい可能性が高いです。すぐに選択肢を考え、評価し、裏取りしながら進めます。
それでも迷うなら、尊敬できる2人に個別に相談します。意見が一致すれば、だいたいは正しいと思います。
2.普段から情報感度を上げ、情報収集をする
普段から情報感度を上げ、情報収集を続けていることが大切です。付け焼き刃では、判断に迷います。人には聞きまくる。本も読みまくることです。
何かあれば相談できる、話が聞ける人を確保しておくことが鍵です。
3.選択肢があるかどうか一歩下がって考えてから決める
意思決定で迷うのは、選択肢を考え尽くしていないためです。すぐに並べてみましょう。
人にも見てもらうと、客観視できていいです
4.後で何とかできそうなら、すぐ決めて実行する
後で何とかできそうなことであれば、悩む意味はありません。まず動いてみましょう。
悩んだり、躊躇したりして時間を浪費することのほうがリスクです。
5.最悪何が起きるか考えて、死にそうにないなら決断する
最悪のケースを考えても何とかなりそうなら、決めてしまいましょう。だいたい、最悪のことなどほとんどなく、やればいいだけです。
6.ともかく急ぐ。一分一秒を争う
意思決定が早ければ早いほど組織の動きがよくなり、ビジネス的にはうまく進みます。
ともかく急いでみてください。一分一秒を争うほどに意思決定を加速していくと、好循環が次々に始まります。
悩まずに重要な意思決定をするために
悩む気持ちは理解できます。実際は悩まなくても、それほど困ったことにはなりません。
「すばやく決断をし、行動し、まずいときはすぐ修正する」ほうがリスクが低くなるので、むしろ安心です。