パワハラ上司に取りつかれた時の対処方法
パワハラ上司に取りつかれたらどうしたらいいのでしょうか?
あからさまな罵倒でなく、むしろモラハラに近い形で部下をいびる上司が結構います。怒鳴りつけているわけではないので、部下のほうも自分がパワハラを受けていると気づかないという状況です。
部下を常に不安に陥れ、自分の思うように動かす、自分のおもちゃにする上司です。こういう場合、どうしたらいいのでしょうか?
まず大切なこと
自分はパワハラを受けていると認識する。
罵倒されなくても、その上司と一緒にいると不安にかられる場合は、巧妙なパワハラ(それとわからないパワハラ)を受けているのではないかと疑う。
こういう場合は、パワハラ上司に取りつかれている
- 上司の言うことが頻繁に変わり、引きずり回される
- 上司の指示にしたがって動かないといけないと思いこんでしまう
- 上司の機嫌がものすごく変わるので、一喜一憂する
- 上司には罵倒されることもあるが、褒められることもあるので、混乱する
- 会社に行くのがストレス、週末も疲れが全く取れない
パワハラ上司に取りつかれたかもしれないと思ったときの考え方
- 上司に引きずり回されていると思ったら、パワハラを疑う
- 罵倒されなくても、おもちゃにされているのではと疑う
- 自分が責任感の強い、生真面目な長女病、長男病でないか疑う
- 上司と自分が共依存関係になっていないか疑う
- 我慢していると状況が改善するとは考えない
- 自分では判断できないので、信頼できる同僚、先輩に相談する
- パワハラ上司に取りつかれているとわかったら、一目散に逃げる
1.上司に引きずり回されていると思ったら、パワハラを疑う
上司に引きずり回されていると思ったら、即座にパワハラを疑ってください。罵倒されなくても、上司の権限を使ったハラスメントをされています。
引きずり回されていると思った時点で、限りなく黒に近いと思います。
2.罵倒されなくても、おもちゃにされているのではと疑う
罵倒だけがパワハラではありません。ネコがネズミをおもちゃにするように、上司は部下の気持ちをもてあそぶことが簡単にできます。
上司の指示が気になって気になってしょうがないというときは、疑ってください。
3.自分が責任感の強い、生真面目な長女病、長男病でないか疑う
もし責任感の強い、生真面目な長女病、疑似長女病、長男病の場合は、上司は簡単にもてあそぶことができます。
上司はちょっとした指示の出し方で、こちらをいいようにあやつってきます。
4.上司と自分が共依存関係になっていないか疑う
上司と部下の共依存関係とは、上司はパワハラをする部下が必要、部下は自分をかまってくれる上司が必要、ということでお互いに傷つけあい、傷をなめあう関係になっていることです。
男性上司(特に末っ子)と女性の部下(特に長女)だと、この関係が起きやすいので、ご注意ください。
5.我慢していると状況が改善するとは考えない
上司との関係でいろいろ辛くても、我慢していると状況が改善するのではとは絶対に考えないでください。時間がたてば悪化する一方です。
我慢すると、上司はさらに責め立ててきます。
6.自分では判断できないので、信頼できる同僚、先輩に相談する
表だって罵倒してこない場合、自分では判断できない状況に陥れられていることが多いです。
信頼できる同僚、先輩にぜひ相談してみてください。彼らは客観的に見ておかしいことはおかしい、と教えてくれます。
7.パワハラ上司に取りつかれているとわかったら、一目散に逃げる
- こういった陰湿なパワハラが改善する見込みはほぼないので、一目散に逃げてください
- 社内異動で危機を脱することができるならそれでもいいですし、パワハラ上司の影響から逃げ切れそうになければ、転職して身を守るしかありません
まとめ
どうでしょうか?
罵倒するだけがパワハラではありません。
パワハラ上司に取りつかれている可能性を感じたら、すぐに信頼できる同僚、先輩に相談して、健全な判断力を取り戻してくださいね。