子がすくすく育つ、毎日20分のクォリティタイム
子どものいる保護者は、仕事と育児でてんてこ舞いかと思います。子どもの話を聞いたほうがよいとわかっていても、なかなか時間が取れないでしょう。
この問題を解決してくれる「毎日20分のクォリティタイム」をご提案します。
「親子のクォリティタイム」とは
毎日子どもと一対一で、話を全部聞いてあげることで、子どもが心から安心し、伸び伸びすることです。
毎日20分がお勧めです。たった20分と思うかもしれませんが、話を全部聞いてあげることで子どもは満足します。また、20分であれば、どんなに忙しい保護者でも、何とかできるのではないでしょうか?
父母がいる場合、それぞれが子どもひとりあたり毎日20分、クォリティタイムを取ります。
「親子のクォリティタイム」が生まれたきっかけ
数年前、ある方が提唱し、始められました。それをClubhouseでお伺いした私は、「これだ!」と思い、それ以降、Clubhouseや私のオンラインセミナー、対面ワークショップなどでご紹介しています。
多くの方がやってみて、大変ポジティブなフィードバックをいただいています。
「親子のクォリティタイム」のやり方
- 毎日20分、子どもと一対一で、話を全部聞いてあげます。
- 集中し、他のことを考えず、真剣に聞きます。
- アクティブリスニングの第一ステップそのものです。
- その間、他の子どもには待ってもらいます。気持ちが安定するので、一人で大人しく待ってくれます。
「親子のクォリティタイム」が効果的な理由
わずか20分でも効果的なのは、短くてもその時間が100%、その子のために使われるからです。子どもが心から安心し、気持ちが安定し、伸び伸びするからです。
「親子のクォリティタイム」の絶大な効果
- 子どもは大切にされていると感じて、心が落ち着きます
- 情緒不安定が改善していきます
- きょうだいけんかが減ります。いたずらが減ります
- 子どもの自己肯定感が高まります
「親子のクォリティタイム」の絶大な効果(その2)
- 子どもが話しかけてくれる機会が増え、続けていくと子どもがどんどん元気になります
- 「お母さん、今日はとっても楽しかった。ありがとう」と長男(6歳)が言ってくれたりします(https://hide.ac/articles/JOf993qkf )
- 子どもがすくすく育つので、親もストレスが大きく減ります
- 両親の関係が改善することも多いと思います
「親子のクォリティタイム」を実施する上での注意点
- 「親子のクォリティタイム」中は、スマホを見ないのはもとより、仕事や他のことを考えるのもせずに、子どもの話に集中してください
- うわの空はすぐにばれます
- ゲームをやるとか、お馬さんごっこをやるとか、絵本を読んであげるのではなく、20分、話を聞いてあげる時間とお考えください
- 子どもが話しやまない場合、ひとりっ子なら5分ほど延長すればいいですが、きょうだいがいるなら、全員公平に20分を厳守ください。「あしたまたお話してね」でよいと思います
「親子のクォリティタイム」まとめ
いかがでしょうか。毎日20分の「親子のクォリティタイム」ぜひやってみてください。20分なら、そこまで無理なくできるのではないでしょうか?
子どもの変化は劇的です。
「こんなにいいことがあった」というご報告、「こうやるとさらにうまくできる」というご提案、お待ちしています。