「完璧主義」を捨てる7つの考え方
世の中には、完璧主義の方がいらっしゃいます。
完璧を求めること自体は悪くないのですが、「完璧主義」となると過剰な努力で過剰な質を求めがちです。また、周囲の人にも過剰に要求することになり、ストレスを与えます。
周囲の人は息が詰まり、萎縮してしまいます。過剰とは、必要なていどを超えて、ということになります。
どう考えれば、過剰になりがちな「完璧主義」を捨てることができるのでしょうか。
「完璧主義」を捨てる7つの考え方
- 完璧主義は、自信のなさの裏返しだと理解する
- 完璧主義は、人に対するマウンティングだと理解する
- 完璧を求めると、「木を見て森を見ず」になりがちだと考える
- 完璧主義より、スピード重視のほうが結果が出ると考える
- 完璧を追求するのはほとんどの場合、不要だと理解する
- 完璧を追求することと「完璧主義」は別だと考える
- 自分にはともかく、人に完璧を求めるのは間違いだと考える
1.完璧主義は、自信のなさの裏返しだと理解する
完璧主義は、自信のなさの裏返しです。自信があれば、細かいことはそこまで気になりません。自信がないから、自分にも人にも過剰に厳しく、過剰に神経質になります。
2.完璧主義は、人に対するマウンティングだと理解する
完璧主義は、人に対するマウンティングになります。上から目線で接することになるからです。自分の正義を押しつけることになり、身勝手です。
3.完璧を求めると、「木を見て森を見ず」になりがちだと考える
完璧を求めると、細部が気になってしまい、「木を見て森を見ず」になりがちです。全体をとらえそこない、部分にとらわれすぎたやり方になります。
4.完璧主義より、スピード重視のほうが結果が出ると考える
完璧主義より、スピードを重視して仕上げていくほうが、よほど結果につながりやすくなります。
一度で完璧にやろうとするのは、困難です。すばやく試行錯誤を繰り返していくほうが、早く結果につながります。
5.完璧を追求するのはほとんどの場合、不要だと理解する
完璧を追求することに価値がある場合もありますが、ほとんどの場合は、過剰品質です。過剰品質になると、費用対効果が合わず、あまり意味がないことになります。
6.完璧を追求することと「完璧主義」は別だと考える
完璧を追求することは、基本は素晴らしいことです。過度になったり、何かを犠牲にしていなければ、ですが。
一方、完璧主義は、完璧を追求しすぎていつもそれを錦の御旗にするため、バランスが悪くなります。
7.自分にはともかく、人に完璧を求めるのは間違いだと考える
人に完璧を求めるのは、自己満足であり身勝手だと考えてください。完璧を求めても、よい結果にはつながりません。
「完璧主義」を捨てる7つの考え方|まとめ
質の向上を意識するのはいいことですが、「完璧主義」となると弊害が大きくなります。
リラックスして自然体で取り組めば、「完璧主義」は消えていきます。