スピードと質を両立させる7つの習慣
仕事のスピードと質は両立しないと思われています。
仕事をさっさと片づけると、進め方が適当で、ミスもあるのではないか、と思われたり、ケチをつけられがちです。
でも、それは本当でしょうか?
仕事が本当にできる人は、あっという間に終わらせ、しかも質が悪いどころか、普通の人よりよほどよくできたりします。
どうすれば仕事のスピードを上げることができるか
- 段取りがいいと、仕事のスピードが速くなります。
- 二度手間、やり直しを最小限にできると、速くなります。
- 仕事の全体像を把握し、的確に進めると、速くなります。
- 他の人をうまく使うと、速くなります。
仕事のスピードを上げても、どうやったら質を落とさないのか
全体を見通して最適な資源配分をしていれば、質は落ちません。
余裕を持って前倒しで取り組んでいれば、ミスを防げますし、起きても対処できます。
ボトルネックがどこか常に気を配っていれば、素早く進みます。
スピードと質を両立させる7つの習慣
- 即座に着手する
- 全体を見渡し、段取りを十分考える
- 二度手間、やり直しを最小限にする
- リードタイムの長いものは、すぐに手を打つ
- 部下、上司をうまく使う、活かす
- 二度目の仕事は工夫して、あっという間に終わらせる
- 迷ったり、逡巡したりしない
1.即座に着手する
スピードを上げるには、即座に着手する習慣が最重要です。
やらなければならないのに、すぐ始めない人があまりに多いです。すぐに始める、というだけで先手を打て、好循環を生み出せます。
2.全体を見渡し、段取りを十分考える
全体を見渡し、段取りを十分考える習慣があれば、無駄がなくなり、スピードと質の両立ができます。期待成果から遡って各ステップ、プロセスを考えます
3.二度手間、やり直しを最小限にする
二度手間、やり直しを最小限にするためには、リラックスしつつも常に気配りし、異変を見つけ、失敗を未然防止する習慣が必要です。
やばいかも、まずいかもという直感を重視します。
4.リードタイムの長いものは、すぐに手を打つ
リードタイムの長いものは、すぐに手を打つ習慣を身につけます。後になって挽回するのは、大変です。
どのステップで何が必要になるかいつも考える習慣をつけておけば、ほぼ迷わず行動に移せます
5.部下、上司をうまく使う、活かす
部下、上司をうまく使う、活かすには、常に何を頼めるのか、頼む上での手間、頼んだ場合のスピード、品質がどうかを考えることを習慣にします。
自信、自己肯定感が低めだと躊躇するものの、責任を果たすためにはそんなことは言っていられません。
6.二度目の仕事は工夫して、あっという間に終わらせる
二度目の仕事は工夫して、あっという間に終わらせる習慣にします。意識しないと早くならないので、半分以下の時間で終わらせることを目標とします。
7.迷ったり、逡巡したりしない
迷ったり、逡巡したりしない、という習慣は決定的に重要です。
迷っても、逡巡しても、スピードが上がらないだけではなく、質も決して上がりません。深く検討をしたり、よりよい案を出したりするわけではないからです。
まとめ
いかがでしょうか?
スピードと質を両立させることは必ずできますし、習慣にしていれば、ストレスなく、あまり苦もなくできるようになります。ぜひ自然体でできると信じて取り組んでみてください。