自己肯定感を上げ、自信を持つための発想の転換方法
「自己肯定感が低いです」「自信がありません」という人が大変多いようです。
「これはとてももったいないことだ」といつも感じています。
今回は、自己肯定感と自信についてご説明し、どう考えれば自信を持てるようになるか、一緒に考えていきたいと思います。
自己肯定感と自信について
自分の意思で行動し、人として生きていく上で、自己肯定感が非常に大切です 。
自己肯定感とは、「自分には生きる価値があり、誰かに必要とされている」と、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことです 。
これがなければ、自信を持つことも、人生を前向きに生きることも、人を信じたり、 愛したりすることも満足にはできません。
自己肯定感は、母親の愛情が十分に注がれ、不安なく自我が形成されれば、生まれて2年で身につくといわれています。
毒親に育てられると
毒親に否定し続けられ、抑圧し続けられると、自己肯定感を身につけられずに大人になり、苦しむことになります。
「過保護」「過干渉」は、愛情のある親のちょっとしたやり過ぎではと思われるかも知れませんが、決してそうではありません。子どもの自己肯定感、自主性を損なう点では、同様に深刻です。
詳しくは『愛着障害』(岡田尊司著)をご覧ください。
自信を持てない
- 何をするにも自信がない
- 前もダメだったし、どうもやる気が起きない
- 頑張ってやろうとしたら、上司・先輩・同僚に馬鹿にされた
- 職場になじめない、職場の人間関係に悩む
- 相談する人がいない
- 自分がここにいていいのか?と思う
- いつも劣等感を感じる
- 将来がともかく不安
自信と「スキル、成功可能性」は別物
自信と「スキル、成功可能性」は、ほとんど関係がありません。本当は力があるのに、「自分はだめだ」と悩んでいませんか?
自信がないと思うから、自分の実力を発揮しきれず、「予言は実現する」みたい なことになってしまいます。
「自信がない」と口癖で言うから、自分でもさらにそういう気になります。
自信を持つための発想の転換
- 「自信」という言葉を忘れるほど集中していれば、それなりの結果を出せます
- 自信があるようにふるまうと、自然に自信がついてきます。自信があるような気が してきます
- 「自信」とはそれほど適当なもの。気にしなければそれだけのことです
- 自信について考えるのをいったんやめて、何かやってみましょう
まとめ
「自信」はあいまいなものです。
しばらく気にせず、前に進んでみましょう。それでも気になるという方は、ぜひご連絡ください。
人に話すだけでも、気が楽になります。