ダイナミックに問題解決をするときの心の中は
問題解決・解決力とは
問題把握・解決力とは、話を聞いて問題を整理し、こうすれば解決できるという案を考え、実行できる能力です。
誰でも自然に持っている力ですが、発揮できている人と、そうでもない人、鍛え上げている人と、そうでもない人がいます。問題発見をする感度、アンテナの高さ、解決策の引き出しの多さなどが重要です。
問題把握・解決には、質問力が鍵
次々に質問しながら問題点を掘り下げ、一気に本質を見抜く探求心、洞察力が大切です。
切れ味のある質問をいくつかすることで、あっという間に本質に迫れます。
引き出しの多さも重要
普段から問題意識を持ち、気になった言葉はすぐに検索して確認するようにします。
さらに、Googleアラートなどで、世界中の情報に接することが大切です。それが引き出しの多さになります。問題把握にも、問題解決にも役立ちます。
問題把握・解決を進めるときの心の中の動きは
「どうした、何かおかしいぞ!」
→ 「何でだ?」
→ 「なるほど、そうか!」
→ 「いや待てよ」
→ 「そうだよな」
→ 「本質的にはこういう問題だったのか」
→ 「だとすると。。」
→ 「よし、こうしよう」
このとき何を考えているかというと
頭の中でだだっと一気に考えを進め、深めていきます。行ったり来たりを何度も繰り返しつつ、洞察を得ます。
途中でピンと閃きます。一度この感覚がわかると急激に問題把握・解決力が強化されます。
いわゆる「頭のよしあし」ではなく、スイッチが入る感じです。
短期間に解決策まで行き着くスピード感と決断力です。
ダイナミックに問題解決をするには
- 普段からの問題意識が不可欠です。
- その上で、最初は仮説を持たずに臨み(澄み切った気持ちで決めつけずに)、状況に応じて一気に仮説を作っていきます。
- 現象を聞いて、これが問題の本質だと仮説を立て、全体像を確認します。現象と問題の本質に整合性があるかです。
- その上で、本質的にはどうやれば解決できるかを考えます。
- 思い浮かんだ解決策でいいかどうか考え、解決できそうなら、改めて、現象 → 問題の本質 → 本質的な解決策 → 具体的に解決していくためのアクションを考えます。
まとめ
いかがでしょうか?
問題解決を一気に進める雰囲気を少し味わっていただいたでしょうか?