長女病あるある⑥人のことに口出し過ぎる
「長女病あるある⑥ 人のことに口出し過ぎる」をお送りします。
長女は、ほっておけばいい人のことにまで口出ししてしまう傾向にあります。相手は別に喜びません。
部下に対しては、もちろん適切な指示、進捗確認、ボトルネック解消、疑問解消などが必要で、これは「余計な口出し」では全くありません。
人のことに口出しするとなぜまずいのか
口出ししても、そこまで評価されません。例え、それで何かの問題が防げたとしても、思ったほど感謝してくれないものです。せっかく助けてあげたのに感謝されない、ということで長女のほうは気分が悪くなります。
口出しが常態化すると、相手は自分で責任を持って物事に取り組まなくなっていきます。依存体質になってしまいます。仕事でこういう口出しをすると、引き受けなくてもいい仕事を引き受けることにもなります。
どうして人のことに口出ししたくなってしまうのか?
2歳頃からずっと弟・妹をかまい、面倒を見させられていたため、うまくいっていない人を見るとほっておけないのではないでしょうか?
幼い弟・妹ではないので必要ないし、口出しする立場でもないのですが、見過ごせないということかと思います。よく言えばお世話好き、別の言い方をすると、おせっかいになります。
人のことに口出しし過ぎないようにするには
- 人のことは自分には関係ないと割り切る
- 口出しするのは余計なことだと考える
- 口出しすると、相手を依存体質にしてしまうと理解する
- 口出しするより、自分のことにまず集中する
1.人のことは自分には関係ないと割り切る
人は人、自分は自分で、人のことは関係ないと思ってください。冷たいとかそういうことではありません。長女の方はバランス感覚が偏っていますので、気にしないくらいでちょうどいいです。
いつも人のお世話をしている感覚、見過ごせないという感覚を思い切って捨てる必要があります。この感覚(自己効力感、自己有用感)が自分の存在意義にもつながっていることが多く、要注意です。
2.口出しするのは余計なことだと考える
口出しは、はっきりいって余計です。部下の仕事がうまくいくように助言をするのとは違います。あまり関係のない、直接の上司でもない人からあれこれ言われて気分のいい人はいません。
本人が困っていて、相談に来ていれば別です。そのときでも、話を全部聞いてあげることが先決で、それだけで十分なことが多いです。
3.口出しすると、相手を依存体質にしてしまうと理解する
口出しをいつもしていると、相手はそれを待つようになり、自分ですべて解決しようとしなくなります。
つまり、依存体質になってしまいます。本来、自分ですべて解決していた人が劣化するので、まずいです。
4.口出しするより、自分のことにまず集中する
口出しするより、自分のことにまず集中することがはるかに大切です。そうやって次々に成果を出していれば、口出しする代わりにもっとよい場を提供したり、より効果的にアドバイスできるかもしれません。
人のことに口出し過ぎる|長女病あるある⑥
どうでしょうか。人のことに口出ししようと思う気持ちが大きく減ったでしょうか?
というか、そこまで意識せず、習慣的に口出ししておられたかもしれません。これは誰にとってもよくないので、やめてしまいましょうね。