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プロジェクトを何としても進める実行力 6つの鍵

仕事上、あるいは何かのプロジェクトを進める際に、実行力があるかないかで雲泥の差が生まれます。実行力とは、これをやろうと決めたら、困難があってもやり抜く力です。決めた通りに進むことは、まずありません。

これまで内外の大小多数のプロジェクトを提案、推進、成功させてきた経験をもとに、プロジェクト実行力の鍵についてご説明します。

プロジェクトを何としても進める実行力 6つの鍵

  1. プロジェクトの期待成果、推進ステップ、推進体制について考え抜き、1ページにまとめる
  2. 社長あるいは最重要人物と最初に合意し、途中で頻繁に状況共有をする
  3. プロジェクト推進チームは、最初に強く主張してできる限り強力にする
  4. 推進上のボトルネックとなる人物が出てきた場合は、懐柔するか、排除する
  5. プロジェクト推進チームのスキル成長に注力し、成長を実感していただく
  6. プロジェクト各所でのベストプラクティスを共有し、刺激し、好循環を生み出す

1.プロジェクトの期待成果、推進ステップ、推進体制について考え抜き、1ページにまとめる

プロジェクトでねらうべき期待成果については、経験が少ないと高望みしがち。バランスのよいヒアリングを実施する。

推進ステップは、常に複数の視点で確認し、見落としを防ぐ。

2.社長あるいは最重要人物と最初に合意し、途中で頻繁に状況共有をする

プロジェクトのねらい等については、社長あるいは最重要人物と最初に遠慮・躊躇なく合意しておく。

プロジェクト期間中のコミュニケーションの頻度、タイミング、方法なども最初に確認し、合意しておく。

社長あるいは最重要人物に秘書がいる場合は、懇意にしておくとミーティング設定のストレスがなくなります。

3.プロジェクト推進チームは、最初に強く主張して、できる限り強力にする

開始前に強く主張して少しでも強力なチームにする。プロジェクトが始まってからでは遅い。

頭数ではなく、プロジェクトリーダーとして頼れる、サブリーダー的人材を確保しましょう。

 4.推進上のボトルネックとなる人物が出てきた場合は、懐柔するか、排除する

こちらが最善を尽くしていても推進上のボトルネックになる人物が登場することは避けられない。さあ来た、と待ち構える。

アプローチとしては、懐柔して取り込むか、できない場合は、社長などに言って排除してもらう。配慮は必要だが、遠慮は無用です。

5.プロジェクト推進チームのスキル成長に注力し、成長を実感していただく

プロジェクト推進チームメンバーが参加したメリットを一番感じるのは、プロジェクトの成果以上に自分のスキル成長にある。

キックオフミーティング後、スキル強化ワークショップ、A4メモ書きワークショップ、セミナーなどを定期的に開催する。

週15分でいいので、全メンバーとは個別に育成面談をして、プロジェクト推進上、成長上の悩みを聞く。

 6.プロジェクト各所でのベストプラクティスを共有し、刺激し、好循環を生み出す

月1回はベストプラクティス共有会を開催して、各所でのノウハウを共有し、刺激しあい、好循環を生み出す。

ベストプラクティスを発表することで、発表者のやる気が飛躍的に高まるとともに、大きく成長する。それが他のメンバーの刺激になる。

プロジェクトを何としても進める実行力 6つの鍵まとめ

プロジェクトを遂行する上での実行力についてご説明しました。

6つの鍵を押さえ、プロジェクトを大成功させてください。