子どもをすくすく育てる10則
子どもの教育に関心のない親は、ほとんどおられないのではないでしょうか?
ところがその関心が過度であったり、不適切な方向だったりして、子どもが萎縮していることが大変に多いようです。
今回は、子どもをすくすく育てる10則についてお話したいと思います。
親の関心が過度とは
子どもの成長が遅いのではないかなどが気になり過ぎて、過敏、神経質になっていることです。ちょっとしたことで一喜一憂したり、気分も上下したりしがちです。
子どもには大変なプレッシャーになり、親の顔色や機嫌に敏感になります。
親の関心が不適切な方向とは
過保護、過干渉で、子どもを過度に守ろうとしたり、過度に口出ししたりすることです。
子どもは、過保護により自分ひとりでは何もできなくなりますし、過干渉により心を失い、自主性を失ってしまいます。
子どもはどういう気持ちなのか
子どもは辛いだけです。でも、辛いということも気づかず、そういうものだと思っている場合も多いと思います。ただ、いきいきとした気持ちにはなりようがありません。
子どもは、親の気分にものすごく敏感になります。おどおどした子になります。
子どもをすくすく育てるために、親はどうあるべきか
- 子どもは親がほっておけば勝手に育つと理解する
- 子どもの話を毎日20分、真剣に聞く
- 子どものことが心配で、という気持ちを全部捨てる
- 過保護、過干渉をいっさいしない
- 子どもを見守ることに徹する。見張るのではなく
- 勉強しろと言わない。親が勉強している背中を見せる
- ゲーム、YouTube、TikTokなどは、してよい時間を決める
- 箸の持ち方、食べ方、挨拶のしかた、うそをつかないことだけ教える
- 親が精神的に安定するよう努力する
- パートナーと極力ケンカしない
1.子どもは親がほっておけば勝手に育つと理解する
子どもは勝手に育ちます。愛情ある安定した家庭と、温かい食べ物は大切です。
2.子どもの話を毎日20分、真剣に聞く
毎日20分だけでいいので、一対一で話を全部聞いてあげてください。それだけで、子どもは明るくなり、気持ちが安定し、やる気を出します。
3.子どものことが心配で、という気持ちを全部捨てる
子どものほうが親より優秀です。心配する気持ちがあだになります。自分も子どものとき、うざかったことを思い出してください。
4.過保護、過干渉をいっさいしない
過保護は子どもをひ弱にし、自分では何もできない人にします。過干渉は子どもの気力と自主性を奪います。
5.子どもを見守ることに徹する。見張るのではなく
子どもを見守ってあげてください。
見張るのではありません。軽く寄り添う程度で十分です。
6.勉強しろと言わない。親が勉強している背中を見せる
勉強しろと言われると、ほとんどの子どもはやる気を失います。
親が勉強熱心で、成長意欲が強ければ、子どももまねします。
7.ゲーム、YouTube、TikTokなどは、してよい時間を決める
ゲーム、YouTubeは、依存性があるので1日30分などと、親の方針にしたがって時間を決めます。
いっさいさせないとか、無制限にするとかはちょっと違うかと思います。
8.箸の持ち方、食べ方、挨拶のしかた、うそをつかないことだけ教える
人として恥ずかしくない最小限のマナーは教えてください。そうしないと、本人があとで大変に苦労します。
9.親が精神的に安定するよう努力する
親が精神的に不安定だと、子どもに伝染します。
むずかしいこともありますが、重要なのは、親が精神的に安定していること、安定しようと真剣に努力していることです。
10.パートナーと極力ケンカしない
パートナーと同居、別居にかかわらず、極力ケンカしないでください。子どもはすべて見ていて、ものすごく心を痛めます。
子どもをすくすく育てる10則|まとめ
いかがでしょうか。もしお子さんが大切なら、この10則、本気で守ってみませんか。ほとんどはできることです。間違いなく、これまでよりよい結果になります。保証します。
うまく行かないときは、akaba@b-t-partners.com まで、ぜひご相談ください。