自己肯定感を高める「0秒思考A4メモ書き」のしかた
自己肯定感が高いと、仕事も順調に進み、プライベートも充実します。
ところが、愛着障害の結果、自己肯定感が低い方が日本には大変多いと言われています。自己肯定感が低いと何かとストレスになりますし、本来の力が発揮しづらくなります。成長も阻害されやすくなります。
自己肯定感とは
自分がこの世に生きていていい、ここにいていいという肯定的な感覚のことです。
生まれて2歳前後まで、母親の安定した愛情で育てられた場合に、健全に育まれると言われています。
自己肯定感は、努力し成長する、また人とよい関係を作るうえで、不可欠です。
自己肯定感が高いと
自分に自信があり、頑張れば成長できると前向きにとらえられます。物事を前向きにとらえることができるので、過度に悲観的になったり、ネガティブになったりすることがあまりありません。
人に対しても、自然体で接することができ、友情、恋愛感情なども健全に生まれます。
自己肯定感が低いと
自分に自信を持つことができず、仕事にも積極的にとりくめません。物事を後ろ向き、ネガティブにとらえがちで、悲観的な見方に終始します。
人に対して、卑屈であったり逃げ腰であったりして、良好な関係を長く続けることが困難になります。
自己肯定感を高めるA4メモ書きのしかた
- どういうとき前向きになれるか、できるだけ書いてみる
- どういうとき前向きになれないか、できるだけ書いてみる
- 前向きでない自分を客観視するとどう見えるか、書いてみる
- 前向きかどうかに関わらず、自分が今やるべきことを書いてみる
1.どういうとき前向きになれるか、できるだけ書いてみる
- 「どういうとき前向きになれるか」
- 「前向きになったとき、どのように感じたか」
- 「前向きになると、物事がどう進むか」
- 「自分にとって前向きとは、どういうことなのか」
- 「自己肯定感が高いとき、どう感じるか」
2.どういうとき前向きになれないか、できるだけ書いてみる
- 「どういうとき前向きになれないか」
- 「前向きになれないとき、どのように感じたか」
- 「前向きでないと、物事がどう進むか」
- 「自分にとって前向きでないとは、どういうことなのか」
- 「自己肯定感が低いとき、どう感じるか」
3.前向きでない自分を客観視するとどう見えるか、書いてみる
- 「前向きでない自分は、自分自身どう見えるのか」
- 「前向きでない自分は、上司からどう見えるのか」
- 「前向きでない自分は、同僚からどう見えるのか」
- 「前向きでない自分は、家族からどう見えるのか」
4.前向きかどうかに関わらず、自分が今やるべきことを書いてみる
- 「自分は今何をやるべきか」
- 「自分には今何を期待されていて、どうやり遂げるか」
- 「自分は業務課題の解決のため、他部門にどう働きかけるか」
- 「自分は家の懸案事項にどう取り組むか」
自己肯定感を高める「0秒思考A4メモ書き」のしかた|まとめ
いかがでしょうか。
「自分は自己肯定感が低い」と言われる方によくお会いしますが、自分でそう決めている、そのように見ることにしているのではと感じることが多いです。
あるいは、口癖にしている、というところでしょうか?「予言は実現する」ことが多いので、もったいないです。
今回ご紹介したA4メモ書きで、これまでの習慣を投げ捨ててみませんか?