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人の話を素直に聞けない頑固な人

人の話を素直に聞けない頑固な人がいます。

どうしてそうなるのか、考え方・思考法を少し掘り下げてみたいと思います。頑固な人は、こだわりが強く、人から吸収しづらいため、成長が遅くなります。仕事でも苦労します。
プライベートでも、いい関係を続けることがむずかしくなります。こちらはいい関係だと思っていても、相手はひどく苦労していることが普通です。

なぜ人の話を素直に聞けないのか

頑固な人は、実は自信がなく、人の話を素直に聞けません。聞いてしまうと、自分が不利になるとか、自分の立場がまずくなるとか、余計なことを考えてしまうからのようです。
あるいは、「人の話を聞くのは負けだ」と思っているかもしれません。
とてももったいないことです。

人の話を素直に聞けると、どういういいことがあるか

人の話を素直に聞けると、世界がどんどん広がります。
人がいい話をいろいろしてくれるので、成長が加速されます。素晴らしいチャンスも増えます。
何より、自分が楽しくなります。成長を実感します。

相手から話を引き出す4つのポイント

頑固とはどういうことなのか

頑固とは、自分の考えに固執して、変えづらいことです。
結果として、人の話を聞けません。聞く耳を持たない状況です。聞くべきだと思っても、うまく聞けないのかもしれません。
自分が人の話に耳を傾けるなんて、と思っているのかもしれません。

自分の考えをしっかり持ちながら頑固にならないためには

  1. いつも、既成概念にとらわれず、自分の頭で考える
  2. いつも、本質が何か、どう考えるかを考え続ける
  3. 違う意見を聞いたら、自分の考え方、やり方とすぐ比較してみる
  4. 人に何か言われたときは、一度はやってみる、考えてみる
  5. 何か言ってくれた相手の立場ですぐ考えてみる
  6. 常に多面的なA4メモ書きをする
  7. 迷ったらすぐロールプレイングをやってみる

1.いつも、既成概念にとらわれず、自分の頭で考える

いつも、既成概念にとらわれず、自分の頭で考えるようにしていると、しっかりとした根拠に基づき、どうすればいいかわかるようになります。
頑固というのは、自分の考えをしっかり持っているのではなく、むしろ考えることを放棄していると思われます。

2.いつも、本質が何か、どう考えるかを考え続ける

いつも、本質が何か、どう考えるかを考え続けるようにしていると、表面にとらわれず、本当に大切なことがわかるようになります。
本質を見抜くので、洞察力があり、優れた知見を持つことができるようになります。

3.違う意見を聞いたら、自分の考え方、やり方とすぐ比較してみる

違う意見を聞いたら、自分の考え方、やり方とすぐ比較してみると、いろいろな意見があることがよくわかります。
その上で、何がベストか、どうすればよりよくなるかが見えるようになります。

4.人に何か言われたときは、一度はやってみる、考えてみる

人に何か言われたときは、一度はやってみる、考えてみると、世界がぐんと広がります。やってみたり、考えてみたりしないで、元のやり方に固執するのとは対極にあります。

5.何か言ってくれた相手の立場ですぐ考えてみる

何か言ってくれた相手の立場ですぐ考えてみると、より広い視点で物を考えることができるようになります。
相手の視点がより正しいかどうかはわかりませんが、視点が広がり、バランス感覚が鋭くなっていきます。

6.常に多面的なA4メモ書きをする

常に多面的なA4メモ書きをすると、視点が広がり、一つの考えに凝り固まることが減っていきます。
いつもいろいろな方向から考える習慣が身につきます。

7.迷ったらすぐロールプレイングをやってみる

迷ったらすぐロールプレイングをやってみるのがお勧めです。
考えてもよくわからないことが、立場を変えてやってみると、驚くほど違ってみえるからです。「自分」「相手」「オブザーバー」の3役でやります。

ロールプレイングを実施してみて気づいたこと

人の話を素直に聞けない頑固な人|まとめ

いかがでしょうか?
人の話を素直に聞けないと本当にもったいないです。自分を守るためなのかもしれませんが、逆に脆弱になります。

「相手に関心を持つ」ことの本当の意味