プロジェクトを進める上で避けられない5つの妨害とその対策
プロジェクトを進める上での重要なポイントがあり、それを押さえれば、順調に進みます。
ところが現実には、あれやこれやの妨害があり、対策が必要です
妨害・遅延の5つの種類とは
- 構造的な妨害・遅延
- 利害に反する個人からの妨害・遅延
- 意図的な、ねたみ、そねみによる妨害
- 協力しないことによる妨害
- 悪口、悪評を流すことによる妨害
1.構造的な妨害・遅延
実行しようとしても、組織の従来の動き方に反するため抵抗が大きいことが多くあります。悪意がないものの、巨大タンカーの方向を変えるようなものです。
思ったようには全く動かないことや何をやってもびくともしないことが普通です。
徹底した種まき、仕込みも必要となる。先にしかけておくことが必要です。
2.利害に反する個人からの妨害・遅延
特定個人が自らの利益・地位を死守するため、ありとあらゆる手を尽くして妨害・遅延してくることがあります。こちらがあきらめるまであきらめないので、場合によっては強制排除する必要があります。
強制排除は、社長との信頼関係が前提となります。
3.意図的なねたみやそねみによる妨害
特定個人とその仲間が、ねたみ(羨ましくて憎らしい)、そねみ(羨ましくて悔しい)によってサボタージュ(=破壊活動)をしてくることがあります。
場合によっては強制排除も必要ですが、多くは仲間に取り込んでいくと、結構大人しくなることがあります。
「かまってちゃん」「困ったちゃん」に多いので注意してください。
4.協力しないことによる妨害
積極的に協力しないことによる、妨害があります。味方のふりをしつつ、失敗を祈っているため、積極的に協力しないことで証拠を残さないようにして妨害するのです。
強制排除はむずかしく、仲間に取り込んでいくしかありません。取り込んだ後も、消極的分子として残りがちになるので注意が必要です。
活性化する場合もありますが、そうでなければ、どこかで切り捨てる覚悟が必要です。
5.悪口、悪評を流すことによる妨害
陰で悪口、悪評を流すガンのような存在が現れることがあります。なかなか尻尾をつかませないが業績・成長目標合意書などで断固として改善を要求しましょう。
悪質なので、放置はできません。
まとめ
いかがでしょうか?
いろいろな妨害・遅延があり、対策がそれぞれ違います。
妨害・遅延のタイプをすぐ見分けて、適切に手を打っていきましょう。