KPIを何としても達成する6つのポイント
全社目標に基づき、部門のKPI(必達目標)が決められます。企業の成長は、各部門のKPIが達成されることで実現します。
そのため、各部門のKPIは何としても達成することが期待されます。
これは、決して簡単ではないので、相当のチャレンジと創意工夫の積み重ねが必要です。
KPI達成が簡単ではない理由
KPIは、常にかなり高めに設定されます。
事業環境や競合環境が想定より悪化することがあります。社内の協力が思うように得られないことがあります。
メンバーが体調不良などで欠けてしまうことがあります。
KPIを何としても達成する6つのポイント
- 「KPIは何としても必達する」とチームに徹底し、最後まで全力を尽くす
- 常にかなり前倒しする
- 種まきを最初から積極的に行っておく
- 中期的施策も常に並行して仕込んでおく
- 上司が部下を育て、最大の成果を出させる
- チーム内のベストプラクティスをすぐに共有する
1.「KPIは何としても必達する」とチームに徹底し、最後まで全力を尽くす
「KPIは何としても必達する」「どんなことがあっても達成する」とチームに徹底し、かつ最後まで全力を尽くすことが鍵になります。一度あきらめてしまうと、その後も理由·いいわけを見つけては未達成になりがちだからです。
状況によってKPIが達成できなくてもしょうがない、と思う人が多いので、リーダーは自分にも、チームにも厳しくする必要があります。
2.常にかなり前倒しする
KPI達成の期日はあっという間にやってきます。いったん悪循環になると挽回しようがなくなりますので、常にかなり前倒ししておくといいです。
3.種まきを最初から積極的に行っておく
種まきを最初から積極的に行っておくのがポイントです。
種まきしていないと、刈り取りしようもなく、本当に苦労します。
4.中期的施策も常に並行して仕込んでおく
今期の結果を出すだけではなく、来期あるいは再来期に生きる中期的施策も常に並行して仕込んでおくことが重要です。
そうすれば、すべての業務が効果的に回り、KPI達成をしやすくなります。
5.上司が部下を育て、最大の成果を出させる
KPIを達成するためには、全チームメンバーの個人総合戦闘力を最大にすることが重要です。プロスポーツを考えれば当然のことですが、会社ではなぜか大変なおざりにされます。
リーダーとしての自分の下にサブリーダーがいる場合は、サブリーダーが上司として部下の育成に本気で取り組むところまでフォローし、チーム全体での最速の人材育成を実現します。
6.チーム内のベストプラクティスをすぐに共有する
「こういうことをやったらすごくよかった」という発見がチーム内にいくつかあるはずです。
それをチーム内のベストプラクティスとして、隔週で共有会を開くと、チーム全体のレベルアップにつながります。
まとめ
どうでしょうか?KPIを何としても達成するという強い意思に加えて、達成するための視野の広い工夫が必要です。
KPI達成のコツを身につけると、人生が変わります。