焦りをA4メモで解消する5つのアクション
焦ることは誰にもあります。ただ、大事なときに焦ると、困りますよね。
また、「自分は焦りがちで困る」ということ自体がストレスになります。
ところが、A4メモをうまく使うと、焦ることが大幅に減ります。
今回は、焦りをA4メモで解消する5つのアクションをお伝えします。
焦りをA4メモで解消する5つのアクション
- 焦った瞬間について書いてみる
- 自分が過去焦った状況を全部書き出してみる
- 自分が焦ったためにどういう困ったことが起きたかを書き出してみる
- 自分がなぜ焦るのかをA4メモに多面的に書いてみる
- 「焦る自分、部下、オブザーバー」の3役でロールプレイングをしてみる
『ゼロ秒思考』で伝えたい思い
1.焦った瞬間に、A4メモの左側にその状況を書き出してみる
右側には、焦った理由と実際どうなのか、今後どうなりそうかを書く。
焦った瞬間に、A4メモの左側にその状況を書き出してみてください。その上で、右側には、焦った理由と実際どうなのか、今後どうなりそうかを書くと、ほとんどの場合、大して問題ではないことがよくわかります。
一部、確かにまずい場合もあります。そういうときだけ、アクセルを踏んで、特別対応します。
2.自分が過去焦った状況を全部書き出してみる
自分が過去焦った状況をA4メモの左側に全部書き出してみてください。その上で、右側には、その状況がどういう頻度で起きるのか、どういう対策があるのかを書きます。
自分が焦る状況がパターン化できて、「な~んだ、そういうことだったのか」と気づくこともあるかと思います。
3.自分が焦ったためにどういう困ったことが起きたかを書き出してみる
自分が焦ったために何が起きたのか、A4メモの左側にその状況を書き出してみてください。その上で、右側には、その結果どういう困ったことが起きたのか、起きなかったのか、書きます。
思ったほど大したことがなかったと気づかれるかもしれません。
焦るのは、生物的反応で、大事なときにより戦闘力、攻撃力を増すような仕組みの名残りのようです。
4.自分がなぜ焦るのかをA4メモに多面的に書いてみる
自分がなぜ焦るのか、A4メモに多面的に書いてみます。
例えば
- 自分はどういうとき、焦るのか
- どういうときは焦らないのか
- 焦った結果、何が起きたのか
- これまで、焦って何かいいことがあったか
- 誰は焦ったりしないか
- 彼は焦らずにどういう気持ちでいるのか
- 焦るのは、自分にとってどういうことか
要は、自分の気持ちを客観視してみるのです。鏡を見る代わりに、こうやって多面的なA4メモ書きをすると、手っ取り早く、客観視できます。
5.「焦る自分、部下、オブザーバー」の3役でロールプレイングをしてみる
「焦る自分、部下、オブザーバー」の3役でロールプレイングをしてみます。ロールプレイング3分、フィードバック2分を3セット、合計わずか15分で、自分がどのように焦っているのか見えて、驚きます
その驚きをA4メモ書きで表現してみてください。
客観視できると、人は驚くほど変わることができます。
まとめ
どうでしょうか?
焦っても何も問題ないし、気にしなくていいということがおわかりいただけたでしょうか?
焦りたければどうぞ焦ってください。大丈夫です。